私は45歳で自然妊娠して、46歳で出産しました。
子どもを産む前の私は、正直「子どものいる生活」があまり想像できませんでした。
1人の生活が長かったこともあり、自分のペースで過ごす毎日に慣れていたからだと思います。
もちろん子どもは欲しかったけれど、“母親になった自分”というものが、どこか現実味のない存在でした。
ただ、私は2人姉妹で育ったこともあり、
「もし自分が子どもを持つなら、2人くらいいたらいいな」
という気持ちは、なんとなく持っていました。
でも当時はまだ、それは“理想の家族像”のようなぼんやりしたイメージで、強い実感を伴うものではありませんでした。
そして1人目を妊娠してからは、2人目のことよりも、
「とにかくこの子が無事に、健康に生まれてきてくれますように」
という気持ちでいっぱいでした。
実際に子どもを産んでみると、毎日は想像以上に幸せでした。
そして気づけば、
「もう1人ほしい」
「この子に兄弟姉妹を作ってあげたい」
と思うようになっていたのです。
今回は、1人目を産んでから変わった私の気持ちについて書いてみようと思います。
実際に子どもが生まれると、毎日が愛おしかった
実際に子どもが生まれてみると、大変なことはもちろんたくさんあります。
寝不足にもなるし、自分の時間はほとんどなくなるし、体力的にも決して楽ではありません。
高齢出産だったこともあり、出産後は体調不良のオンパレードでした。
それでも、小さな成長のひとつひとつが嬉しくて、笑ってくれるだけで幸せで、
「この子がいる人生って、こんなに豊かなんだ」
と思うようになりました。
子どもが生まれる前には、想像できなかった感情でした。
※高齢出産後、産後の体調不良がつらかった話はこちら👇
「この子に兄弟姉妹を作ってあげたい」と思うようになった
気づけば、
「もう1人いたら、もっと賑やかかな」
と思うことが増えていました。
子どもが1人遊びをしている姿を見ると、
ふと「兄弟姉妹がいたら、一緒に遊べるのかな」と思ったり。
家族3人で過ごしていて幸せを感じるほど、
「もう1人いたら、どんな毎日になるんだろう」
と想像するようになりました。
もちろん、1人だからかわいそう、というわけではありません。
でも私は、自分自身に妹がいて良かったと思うことが多かったので、自然と「兄弟姉妹がいたらいいな」という気持ちを持つようになったのかもしれません。
そして不思議なことに、1人目を産む前よりも、産んだ後のほうが「もう1人ほしい」という気持ちはずっと強くなっていました。
ママ友の妊娠報告に、少し胸がチクリとすることもある
子どもが0歳クラス、1歳クラスの頃は、保育園の周りで2人目の話を聞くことはあまりありませんでした。
ママ会などでは「2人目欲しいよね」という声がちらほら聞こえることはありましたが、実際に妊娠するママはまだいませんでした。
でも2歳クラスに進級した頃から、
「あの人も妊娠したらしい」
「実はもうすぐ出産みたい」
という話を聞く機会が増えてきました。
もちろん、とてもおめでたいことですし、ママ友の願いがかなうのは嬉しいことです。
でもその一方で、少しだけ胸がチクリとする自分もいます。
今いる子どもが元気でいてくれるだけで、本当に幸せです。
それなのに、周りの妊娠報告に心が揺れたり、
「もう1人」と願ってしまう自分に、少し戸惑うこともあります。
“今ある幸せ”と、“もう1人を望む気持ち”。
その両方が、自分の中に同時に存在している気がします。
体調不良で思うように妊活ができなかったり、年齢的な焦りを感じたり……。
でも実際には、不妊治療をしている人も多いと聞きますし、それぞれの家庭に、それぞれの悩みや事情があるのだと思います。
なかなか諦めきれない気持ちもある
高齢での妊娠が簡単ではないことは、自分でもよくわかっています。
年齢を重ねれば重ねるほど、時間の重みを感じますし、医学的に見れば、アラフィフでの妊娠がどれほど低い確率なのかも理解しています。
それでも、なかなか「もう無理だ」と気持ちを整理しきれない自分がいます。
理由のひとつは、1人目を自然妊娠で授かることができたからです。
しかも高齢での妊娠だったこともあり、
「もしかしたら、また授かれるかもしれない」
という気持ちが、完全には消えません。
もちろん、現実はそんなに簡単ではないと思っています。
でも一度“授かれた経験”があるからこそ、どうしても期待を手放しきれない部分があるのだと思います。
また、子どもを育てながらの妊活は、思っていた以上に難しいと感じています。
子どもの体調や生活が最優先になるので、思うようにタイミングが取れないこともあります。
こちらが疲れ切ってしまっている日も多く、1人目の時とは違う難しさがあります。
高齢妊活と更年期について書いた記事はこちら👇
以前はわからなかった、「2人目を望む気持ち」
正直に言うと、子どもを産む前の私は、
「1人子どもがいるなら十分幸せなのでは?」
と思っていました。
でも実際には、高齢かどうかに関係なく、2人目不妊で悩んでいる人は本当に多いのだと知りました。
子どもを育てながらの妊活は、体力的にも時間的にも簡単ではなく、それぞれの家庭に、それぞれの悩みがあります。
そして私自身も、1人目を産んだからこそ、
2人目を望む気持ちや、2人目の壁に悩む気持ちが、以前より少しわかるようになりました。
それは、1人目の存在が、想像以上に愛おしかったから。
子どもがいる毎日は大変だけれど、それ以上に幸せで、かけがえのないものでした。
だからこそ、
「もう1人」
と願う気持ちが生まれたのだと思います。
まとめ
今いる子どもがいてくれるだけで、本当に幸せです。
毎日慌ただしくて、体力的に大変なこともたくさんあります。
それでも、子どもの笑顔や泣き顔、変顔を見るたびに、
「この子が来てくれてよかった」
と思います。
だからこそ、
「もう1人いたら、どんな毎日だったかな」
と考えることが、実はよくあります。
家族4人だったら、どんな雰囲気だっただろう。
兄弟姉妹で遊ぶ姿を見られたのかな。
そんなことを想像してしまいます。
もちろん、高齢での妊娠が簡単ではないこともわかっています。
でも、“もう1人ほしい”と思えるほど、子どもとの毎日は愛おしくて、幸せなのだと思います。
以前の私は、こんな気持ちになるとは思っていませんでした。
1人目を産む前より、産んだ後のほうが、ずっと強く2人目を望むようになった。
それくらい、子どもの存在は、私の人生を大きく変えてくれました。




