JR東日本が期間限定で北陸新幹線半額チケットを発売ということで以前から気になっていた金沢と富山に行ってきました。まずは最初の2日間で滞在した金沢をご紹介します。
旅程表
1日目
8:44 東京駅
↓ はくたか555
11:49 金沢駅
金沢散策
〇近江町市場
もりもり寿司でランチ、シャインマスカットおやつ
〇東茶屋地区
懐華樓(金箔畳の茶室)
金箔貼り体験(金箔屋さくだ本店)
和風カフェ
〇金沢百番街(駅ビル)
らうめん侍
APAホテル金沢駅前泊
2日目
8:00 兼六園&金沢城跡
午後 IRいしかわ鉄道で富山へ
北陸新幹線
今回JRが出した期間限定の北陸新幹線半額チケット。1ヵ月前の発売日初日10時にPC前にスタンバってえきねっとで購入しました。東京→金沢が通常14,180円のところ7,090円で購入できました。しかしやはり2時間30分で行けるかがやきはSuicaの番号を入れたりするのにもたついているうちに売り切れてしまったので、えきねっとで購入される方には事前に席や車両などもある程度決めておいて全て即断で予約することをお勧めします。
今回ははくたかで8:44東京駅発11:49分金沢着3時間5分の旅を楽しみました。ちなみに富山に入ってから進行方向右側に日本海が見えますので、海が見たい方は3名掛けの席の窓際を取られるといいと思います。私はカレくんと旅行だったので左側の2名席にしました。
近江町市場 もりもり寿司
さて、お昼時に着くのでランチに海鮮食べたいなと思ってたところ、カレくんがもりもり寿司が評判がいいよと教えてくれました。ウェブを読んでみるとこれは絶対行かなくてはいけない回転寿司だと直感。金沢中心に幾つか店舗があるようですが、大人気で待ち時間も長そうです。金沢駅前の金沢フォーラス6階の店舗へ行ってみると15組待ちでした。ブログを読むと100組待ちなどもある様なので15組なら。。。と整理券を発券したものの1組呼ばれる時間が結構長い。。。そこで近江町店に行ってみることにしました。そしたら3組待ちですぐ呼ばれました。金沢であんまり時間がないなぁと思っていたので良かった!
さっそく金沢名物のどぐろを注文
のどぐろのにぎりは初体験。めちゃくちゃ美味しい ♡ ♡ ♡ 感動ものでした。
ずっと金沢に住みたい。。。もう東京の回転寿司行けません。。。
どれもこれも回転ずしとは思えない。本当に美味しかったです。
カレくんは基本的にベジタリアンなので殆ど私が食べた皿です。。。
もりもり寿司最高♡
お店を出た正面には都合よく美味しそうなフルーツ店が。デザートにシャインマスカットも頂きました♪
ひがし茶屋街
さて、金沢を代表する観光スポットのひがし茶屋街は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、江戸時代の情緒あふれる街並みが残っている場所です。いくつかの五木寛之の小説の舞台にもなっていて、私は電車の中で「あかり坂」を読んでいきました。芸妓さんの文化も残っているとのことで、日本の華麗な茶屋文化を垣間見ることができ、タイムスリップしたような気分になる場所です。
今回は大雨だったのでインドアのアクティビティをピックアップしました。
近江町市場からバスで橋場町下車。すると目の前にあかり坂の主人公凛の初座敷だった金城樓がありました。伝統的な雰囲気が漂ってます。
その後川を渡ってひがし茶屋街へ。
雨の日も風情があります。観光客の着物女子も風景に華を加えます。
フルーツ大福菓穂カズナカシマは雨にもかかわらず大行列。1881年創業の老舗の和菓子屋さんとのこと。美味しそうでしたが大福とドリンクで1,500円~2,000円。お寿司をたらふく食べた後だった私たちは断念しました。
懐華樓(かいかろう)
ひがし茶屋街にきたら絶対にやりたかったことがお茶屋さん見学。私たちは珍しい金箔畳の茶室がある懐華樓にお邪魔しました。入館750円。1階にあるカフェとセットメニューもあります。
懐華樓は1820年築で金沢でいちばん大きな茶屋建築。昼間は一般公開しておりますが、夜は一見さんお断りで華やかなお座敷が上げられているとのこと。
豪華な客室や衣装、お道具、芸妓さんの控室と思われる和室。。。とっても素敵です。
そして楽しみにしていた金箔畳の茶室。畳が金色に輝いてます♢♢♢
お茶のお道具まで全部金色!!とっても幻想的でした。
金箔貼り体験 金箔屋さくだ本店
今回は雨だったので外の散策は少なめにして金箔貼り体験を予約しました。当日でも予約が取れて良かったです。ガイドブックに載っていた金箔屋さくだ本店へお邪魔しました。金箔屋さくだ本店
① まずはマスキングシートに絵を書いてカッターで金色にしたい部分を切り抜きます。自由にデザインしていいですが、細かくすると後が大変とのこと。
② 切り抜いたマスキングテープをものをお皿にはります。私の富士山と月見うさぎ&カレくんの猫と月と灯篭。
③ 金箔を貼ります。貼った後に筆でトントン叩いてなじませます。
④ マスキングテープをはがして完成!なかなかいい感じにできました♪
所要時間は1時間くらいでしたがとっても楽しめました!ちなみにさくだ本店ではトイレも金箔貼りでした!
町家カフェ
ひがし茶屋には町家をリノベーションしたおしゃれカフェが沢山あります。17時くらいに閉まるお店も多いので目当てのカフェに行きたい方は時間に気を付けてください。私たちは甘味カフェ茶ゆに閉店ぎりぎりで入れてもらうことが出来ました。
甘味カフェ茶ゆ
1階はジェラートショップ。2階は和室甘味処になっていて私たちは2階へ。室内の写真を撮り忘れてしまいましたが、畳でゆっくり座ってくつろげる素敵なカフェです。ドリンクのみ注文しましたが折り鶴が一緒にきてほんわかした気持ちになりました。お腹に余裕があったら下記の写真の和菓子も食べてみたかったです。
金沢駅周辺
金沢駅
金沢駅は世界の美しい駅に選ばれたそうです。金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージした鼓門(つづみもん)と雨や雪を凌ぐための幾何学模様のガラスの天井(もてなしドーム)がとても印象的です。
金沢百番街(駅ビル)
らうめん侍
夕食は疲れていたので駅ビルの金沢百番街のらうめん侍へ行きました。ここでは金沢特産の甘えびと大野醤油を使った甘えび香味らうめんが食べれます。
のりにお店のロゴが!!かわいい♡
味はかなり濃厚でした。美味しかったですが、完食まで頑張る必要がありました。男性のお客さんが圧倒的に多かったです。なんとなく納得。
兼六園
さて、金沢観光のハイライトと言えば国の特別名勝にも指定されている兼六園です!岡山の後楽園、水戸の偕楽園と共に日本三大庭園の1つとされますが、その中でも兼六園は「宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望」の六勝を兼ね備えている庭園です。人気のスポットなので混雑を避けるため7:30にホテルを出発して8:00過くらいに兼六園に着きました。土曜日でしたがまだ人がそんなに多くなくてとても良かったです。兼六園に行くなら早めの時間がお勧めです。
ちなみに六勝とは中国の宋の時代の書物『洛陽名園記(らくようめいえんき)』に記載のある、「 宏大(こうだい):広々として開放的」「幽邃(ゆうすい):静寂と奥深さ」「人力(じんりょく):人工美」「蒼古(そうこ):古びた趣や自然」「水泉(すいせん):滝や池、曲水など」「眺望(ちょうぼう):街や山々を見渡す」 という相反するすぐれた景観の事で、この六勝があることにより兼六園と名付けられたそうです。
所要時間
兼六園の面積は11ヘクタール、東京ドーム2.4個分になります。ガイドブックには1時間半くらいと書いてありますが、私たちはゆっくりと沢山写真を撮りながら周って8:00-10:00までの2時間でした。お茶屋やお食事処もあるので、休憩するようならもう少し時間が必要だと思います。
それでは園内を巡ってみましょう。
1霞ヶ池 徽軫灯籠(ことじとうろう)
桂坂口から入ると早速兼六園のシンボル徽軫灯籠(ことじとうろう)と霞ヶ池が目に入ります。なんどもガイドブックやウェブでみた景色ですが、実際に目の前にするとやはりずっと見てられるくらいに美しいです。
唐崎松(からざきのまつ)
兼六園の中で最も枝ぶりが見事な松と公式パンフレットに記載があります。13代藩主・前田斉泰が琵琶湖湖畔から種子を取り寄せて育てた黒松。
眺望台
眺望台からは金沢の街並みを望めます。
苔がとてもきれいに手入れされていてため息がでるくらい美しい山崎山。松尾芭蕉もこの景色を眺めていたのでしょうか。。。?
栄螺山(さざえやま)
霞ヶ池が見渡せる栄螺山からの壮大な景色。私はここが一番印象に残ってます。
桂坂口を出るとお店が賑わってました。金沢に来たら絶対金箔ソフトクリームを食べようと思っていたけれど、結局今回は試しませんでした。
金沢城公園
加賀藩前田家の居城跡につくられた金沢城公園。入場は無料ですが菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門は湯有料(大人320円、子供100円)。
兼六園の桂坂口を出ると石川橋から石川門がきれいに見えます。
国の重要文化財にもなっている石川門をくぐると三の丸広場の向こうに五十間長屋がそびえたちます。
菱櫓の中は有料で見学可能ですが、兼六園で2時間歩きどおしだったので今回はパス。
河北門は無料で見学可能だったので河北門へ登りました。橋爪門が見えます。
河北門を出ると新丸広場では芝生と青空が広がります。
今回の金沢観光はここまで。短い滞在でしたがとってもすてきな町でした。今度はゆっくりと滞在して、21世紀美術館や長町武家屋敷跡、忍者寺、主計町茶屋街などにも行ってみたいです。
午後はIRいしかわ鉄道で富山へ向かいます。。。
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